栃木県佐野市名物「耳うどん」とは?
「耳うどん」は、佐野市葛生地区および宇都宮市城山地区に伝わる伝統料理。うどんと言えば、一般的には長細い紐状をイメージしますが、耳うどんは少し変わった形状なんです。練った小麦粉で作った形が耳の形に似ていることから「耳うどん」と呼ばれています。佐野市では、この耳の形をしたうどんを手に持ち耳に当て「いい耳聞け」とその1年良いことがあるようにと祈る風習があります。 宇都宮市では、星野宮神社の氏子の間で正月の祭礼の際のご馳走として耳うどんが食べられてきました。
また、「悪魔の耳を食べてしまえば、我が家の話を悪魔に聞かれることがなくなるため、その1年は無事に過ごすことができる」「耳を食べてしまえば、悪口を聞くこともなくなるため、ご近所さんと円満に過ごすことができる」など、様々な言い伝えがあるようです。
佐野市内では、数軒のお蕎麦屋さん、道の駅、サービスエリアなどで耳うどんを食べることができるようですが、創業明治四十年の『野村屋本店』は1970年代から提供を始めたという、現代では先駆的な存在のお店なんだそうです。
野村屋本店
住 所 栃木県佐野市相生町2819
営業時間 11:00~18:30(第4水曜のみラストオーダー14:00)
定休日 木曜日(祭日は営業)
公式ホームページ 野村屋本店
一般的な「耳うどん」の作り方
小麦粉に塩水を加えながらよく捏ねる。その後1、2時間位寝かせてから、粉をふってめん棒で前後・左右平らに伸ばす。伸ばした麺を6×4cm位の長方形に切り、耳の形に作っておく。
鰹節か煮干しで出汁を取り、醤油・味醂で味をととのえる。小口切りにしたネギと、薄い短冊切りにした人参を入れる。うどんを盛って汁を入れ、出来上がり。来客には鶏卵を入れることもある。
「耳うどん」のお取り寄せ方法は?
「耳うどん」は大手通販サイト「Yahoo!ショッピング」でお取り寄せすることができます。
(資)小竹屋 栃木県佐野市名物 耳うどん
耳うどんは悪い神様の耳を意味しており、「耳を食べてしまえば家の話を悪い神様に聞かれることがないので、一年間悪いことが起こらない」つまり、魔除けになると言われています。また、耳を食べてしまえば悪口が聞こえないため、近所との交流が円滑にいくなどの言い伝えもあります。
内容量
・耳うどん 2人前(20ヶ)
・めんつゆ 70g×2ヶ 各2パック
賞味期限:製造日から20日間
使用上の注意:生ものですので開封後お早めにお召し上がり下さい。
保存方法:要冷蔵(10℃以下)保存
製造者 合資会社小竹屋 栃木県佐野市大蔵町2932
<作り方>
(1)鍋にたっぷりの湯を沸かし、生の「耳うどん」を5~6分ゆで、ざるにあげる。
(2)別の鍋に付属のめんつゆを一袋につき3倍程度の水またはお湯を入れ火にかける。
(3).(2)に短冊に切った人参、しいたけ、鶏肉等を入れ煮、茹でておいた「耳うどん」を入れ2~3分煮込む。
(4)器に盛り、蒲鉾、カニ蒲鉾、伊達巻、小口ねぎ等お好きな具をのせる。
<いろいろな食べ方>
・焼きそばのようにソース味で炒める。
・焼きうどんのように醤油味で炒める。
・カレーうどんのようにうどんの代わりに入れても美味しく召し上がれます。
<購入者レビュー>
☆5 美味しいよ!!
メチャクチャ美味しい!! テレビで知り購入しました。 もちもちしてて、美味しい!! 我が家は、おでんの汁で煮込みまさた!! また、注文したいです。
☆5 これ、うどんです。
これがうどん?と思わせる変わり種ですが、食べてみたら味はしっかりうどん。湯で時間等の調整が少し難しいですが、美味しくいただけます。