丹波篠山特産・山の芋を通販でお取り寄せ！美味しい食べ方は？

1 丹波篠山特産「山の芋」
2 山の芋の調理方法・美味しい食べ方
3 丹波篠山の「山の芋」のお取り寄せ方法は？
- 3.1 「やまゆの食卓」でお取り寄せできる商品
- 3.2 「足立醸造」でお取り寄せできる商品

丹波篠山特産「山の芋」

丹波篠山の「山の芋」の特徴・・・それ、粘りがある！アクが少ない！風味がよい！

丹波篠山の「山の芋」は肉質が密であり、高級和菓子に良く使われるほか、豊富な栄養素に富み、体力精力増進に役立つ健康食品としても知られています。

丹波篠山の山の芋は種芋として他の産地に出されるほど上質なんです。まるで但馬の子牛が他の土地で飼育されて神戸牛や松坂牛になるように、「山の芋のルーツは丹波篠山にあり」と言われるほど、美味しい山の芋なんです。

つまり、さまざまな産地の山の芋がある中で、丹波篠山の山の芋は最高級の山の芋と言って過言ではないと思います。ぜひご賞味あれ！

［歴史］

縄文時代に中国から伝わったとされる山の芋。栽培が始まったのは、江戸時代初期といわれています。年貢の取り立てが厳しかった篠山藩の農家では、米が凶作だった時は山の芋を食べて飢えをしのいだという話が残っています。

［特徴］

丹波篠山の山の芋は、ツクネイモ群の「大和イモ黒皮種」に分類されるもので、自然薯のように自生するもの(野生型)ではなく、栽培型の作物です。主な成分は澱粉・たんぱく質・粘質物・水分で、特に粘質物は多量に含まれ、すりおろした時の粘り強さは他の芋類よりも格段に強いのが特徴です。例えば、長芋と比べると粘質物では長芋の４倍もあり、澱粉質も長芋の３倍も多く、栄養豊富です。肉質は見た目とは対照的に純白できめが細かく緻密、変色しにくい特性を持っており、クセが無く食べやすいのが特徴です。昔から生菓子や薯蕷饅頭、かるかんなどに山の芋が使われていることはよく知られていますが、近年では栄養価の高い健康食品として注目され、家庭用の需要が伸びてきています。

［美味しさの秘密］

丹波篠山の山の芋は、他の芋類と異なり、消化酵素ジアスターゼが多量に含まれ、生で食べても消化不良を起こしません。また、高級植物たんぱく質ミニーシンを多く含み、強壮、疲労回復、高血圧防止などの効果もあると言われています。全国の丸い芋の中で、丹波のものが最も多くアミノ酸を含んでいることが、「兵庫県農業技術センター」の調べで分かりました。これが美味しさの秘密であると言われています。

［山の芋の別名］

丹波篠山の山の芋には「霧芋」という素敵な呼び名があります。これは辺り一面が真白な朝霧に覆われる秋頃に、大きく育った山の芋の収穫が行われる事に由来します。また芋類は、一般的には種芋の上に新しい芋が出ますが、山の芋は種芋の下に一つだけできます。子芋が親芋の下にいる様子を、親を担ぐ子供に見立てて「親孝行芋」とも呼ばれています。

山の芋の調理方法・美味しい食べ方

収穫して間もない山の芋は、アクが強いため新芋（11月ころ）の時期は、アク抜きをしてからの調理がおすすめです。山の芋は、収穫してから日数がたつほどアクが少なくなります。

＜アク抜きの方法＞

皮を厚めにむきます。
水１リットル、酢大さじ１、塩小さじ１をあわせ、酢水をつくります。
30分から１時間ほど酢水に漬けてから、すりおろしてください。

＜山の芋の美味しい食べ方＞

丹波篠山の山の芋は、外皮はごつごつして黒いのですが、切ってみると肉質はきめ細かく真っ白で、とろろにするとものすごい粘りがあります。また、そのねばねばのとろろに火を入れるともっちりとした全然違う食感が楽しめます。そのまま切って煮物にすると、里芋の煮物などとはまた違った格別な一品となります。丹波篠山の山の芋は、生でも火を通しても美味しい数少ない食材のひとつです。

おすすめの料理　とろろ芋、サラダ、天ぷら、味噌汁、煮物、お好み焼きのつなぎ等

＜とろろ芋の作り方＞